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InThe Groove!

そう言えばこいつも去年紹介し忘れていたなあ、という逸品。
久々に聴いてやはり素晴らしいのでご紹介。
2007年発売の「Soulvibe Recordings presents: In The Groove」というコンピです。
なんてったって全曲ツボ!な選曲に、ここにしか収録されてない良曲アリ、なんだからコンピとして最高品質ですよね。

Soulvibe Recordings presents: In The Groove
01. Something New - 2 TONE
02. The Way U Do It - ONE SOUL CONCEPT feat. MYRON & U-NAM
03. Love Makes - JAMES DAY feat. AUDREY WHEELER & TIM OWENS
04. Dance 4 Me - NYR
05. Come On Over - LENNY HAMILTON
06. Hear Me - TRACII CHINWAH
07. Just Like Real Lovers Do - U-NAM
08. Real Life - TIM OWENS
09. Get Away - LIV WHITFIELD
10. Willing & Able - SHANNON GAYE
11. Love's Taken Over - U-NAM feat. RAHSAAN PATTERSON
12. Mama's Boy - LENNY HAMILTON
13. Magical Breath - NYR

*上記リンク先(画像をクリック)はHMVオンラインですが、CD Babyなら割安で購入できます。試聴もそちらでどうぞ

カタログこそまだ少ないですが着実にグッジョブを続けている英国のインディペンデント・レーベルSoul Vibe Recordings。James Day、U-Nam、Nyrの英国でのリリース元であることでご存知の方もいるのでは。
そんな彼らによる、ザ・モダン・インディR&B!という感じの選曲。スリーヴも彼らの音楽愛が感じられ、各曲のクレジットには(ある場合は)出典元のアルバム名が記載され、また(全員ではないですが)アーティストの説明文も記載されるなど丁寧な仕事ぶりです。未だこの盤以外で音源化されていない(と思しき)曲が6曲も!あるというのも注目。

このコンピで個人的に最も注目だったのが、
(2)"The Way U Do It" by The One Soul Concept (feat. Myron & U-Nam)

フィーチュアリング・アーティストとして名の挙がっているユーナムの、ラサーン参加の"Love's Taken Over"(これも11曲目に収録されてる)を彷彿とさせるファンキーさを漂わせるアッパーな1曲。
(歌っているマイロンも、ラサーンと同じくスティーヴィーに強く影響を受けているのでヴォーカル的にも共通項は多いですよね)
The One Soul Concept presented by U-Nam
実はこのThe One Soul Concept、ユーナムによるR&B/ソウルの別名プロジェクト。
「U-Nam」というアーティストネーム(本名はEmmanuel Abiteboul)はフランス語の「une ame」に由来し、英語で言うと「one soul」というわけです。
参加するヴォーカリストは、このMyronに加え当ブログで御馴染みのRahsaan Patterson、元インコグニートのヴォーカリストとして言わずと知れたMaysa Leak、新作「Grown & Sexy」も楽しみなMarva KingLeediaなどが参加!!!
2007年中にはアルバム発売…とされていましたが、未だリリースの予定なし。まあアンジェラ・ジョンソンのプロジェクトも3年がかりだったので気を長くして待つこととしましょう。

またヴォーカルを務めたMyronは、最新作「Still」が出たばかりのコーニャ・ドスのプロデューサーとしても知られていますが、彼自身の作品も来月の5月に日本先行(P-Vine Recordsより)でサード・アルバム「Myron & The Works」リリースが予定されています。
Myron & Me'Shell Ndegeocello
こちらも凄いことになっていて、Me'Shell NdegeocelloRobert GlasperCharles Haynesという凄腕メンバーーーー!と共に10日ほどでレコーディングしたというセッション・アルバムだそう。レコーディング方法にもこだわるなど、ミュージシャン・シップ溢れる作品になっている期待作です。


それでは他の曲も紹介していきましょう。
(1) "Something New" by 2 Tone
初っ端から謎すぎるグループ。James Kingなる男性ヴォーカリストに、サックスがロマンティックに響くブラコン的スムース・ダンサー。Impromp2とかの雰囲気に近い感じの曲で、UK!て感じです。
2 Tone: Cindy Hostsman & Michael Medina
2Tone(とスペース無しの表記もある…)はハープ弾きのCindy HorstsmanとベースのMichael Medina(この曲を書いてるのもこのおっさん)という2人組のジャズ・ユニットのよう。インディで活動してるみたいで、CD Babyで色々と売ってました。やってるのはインストだし、このヴォーカルの入ったコンピ収録曲は今までのリリースには曲名が見当たらないので未発表曲なのでしょーか。他にこういうソウル系の曲ってのも無さそうだったんですけど、一体どこで見つけたんでしょうね(笑)関心しますわ。


(3)"Love Makes" by James Day (feat. Audrey Wheeler & Tim Owens)
James Day
James Dayは2006年に発表した、80年代R&Bへのトリビュートを込めたアルバム「Better Days」でインディソウル・ファンの間で話題になった人ですね。
この"Love Makes"も同アルバムに収録されています…が、当初発表されたUK盤には実は未収録。一部差し替えて2007年にリリースされたUS盤で新曲として初めて収録されました(但し微妙にミックスが異なる)。
この「In The Groove」ヴァージョンの"Love Makes"や、新たな未発表曲を含むデラックス盤は、つい最近発売されています。ちなみにそれぞれジャケも異なり、最初のUK盤はレコードのプリント面が青のところがデラックス盤は赤に変わってます(US盤はそもそも別ジャケ)。
Better Days (UK) Better Days (US) Better Days (Deluxe Edition)
James Day - Better Days: A Tribute to 80's R&B (feat. Audrey Wheeler-Downing & Guests) [Deluxe Edition]
*iTunes Storeではデラックス盤が購入できます
Audrey Wheeler featured by James Day
ちなみにヴォーカルを務めるAudrey Wheelerは80年代初頭にUnlimited Touchのリード・ヴォーカルなどを経て87年にCapitolから「Let It Be Me」というアルバムでソロデビューを果たしたニューヨークのベテランシンガー。Nile RogersのレーベルEar Candyからリリースした彼女のセカンドアルバム「I'm Yours Tonight」(タイトルトラック)や、Omar Chandlerのデビュー・アルバムに収録された名デュエット"This Must Be Heaven"でご存知の方もいらっしゃるかも。


(4)"Dance 4 Me" by Nyr
(13)"Magical Breath" by Nyr
Nyr Raymond
Nyrはユーナムのアルバムでもフィーチュアされていた、イスラエル生まれフランス育ちのR&Bシンガー。こちらは両方とも05年に日本先行リリース、英国では06年にリリースされたナイアのデビューアルバムに収録(07年発売の「Magical」というほぼ同じ内容の盤にも収録)。但し前者の"Dance 4 Me"に関しては「Nyr」UK盤には未収録(iTunesも準拠)…ですが日本盤はボートラが充実しているのできっとあまり関係のない話(でもCD Baby盤には収録されてたり…)。
ナイアー Magical
NYR - NYR
ちなみに前者(4)は、クリストファー・ウィリアムズが95年にリリースした「Not A Perfect Man」収録のシングル曲のカヴァー。懐かしい〜


(5)"Come On Over" by Lenny Hamilton
(12)"Mama's Boy" by Lenny Hamilton
Lenny Hamilton
Lenny Hamiltonはナッシュビルのプロデューサー/ソングライター/シンガー。
どちらの曲もソングライト・プロデュースとも全て1人でやっており、レニーの泣きの入ったヴォーカルがちょっと癖になりそう。彼のデビュー・アルバム「Wayout」収録予定の曲で、2007年発売と言っていたものの未だ発売されず、今年中には…という感じみたいだけどリリースは決定してないみたい。色々と悩んでるみたいですが。うーん。ここを見ると相当曲のストックはあるようで…何とかリリースに漕ぎ着けて欲しいもんです。


(6)"Hear Me" by Tracii Chinwah

Tracii Chinwah Smith
Tracii Chinwahはゴスペル・シンガー。彼女を知らなくても旦那のMadukwu Chinwahを知っている人は多いのではないでしょうか。エリカ・バドゥの"Certainly"、"Love Of My Life"などや、他にもサイ・スミス「Psycosoul」やエンダンビ「Little Girls Blues」「Tunin' Up & Cosignin'」などでの仕事が有名なプロデューサーです。
この曲はトレイシーの06年にリリースされたデビューアルバム「This Is The Day」の冒頭を飾る曲で、この曲を含めアルバム全体を当然ながら旦那がプロデュースしています。

Tracii Chinwah - This Is the Day
またトレイシーは今夏セカンドアルバム「Church Street」をリリース予定とのこと。こちらも楽しみです。


(7)"Just Like Real Lovers Do" by U-Nam
(11)"Love's Taken Over" by U-Nam (feat. Rahsaan Patterson)
U-Nam
U-Namはナイアと同じく日本ではBMFN recordsからデビュー・アルバムが発売された、フランス出身のギタリスト/プロデューサー。先ほど紹介した(2)のThe One Soul Conceptも彼のプロジェクトでしたが、この2曲のうち前者はユーナムが07年にリリースしたセカンド「Back From The 80's」という2枚組アルバムのDisc 1に収録された曲。後者は05年のデビュー・アルバム「The Past Builds The Future」より。
彼のアルバムはギタリストらしく多くがインストですが、前者がメロウなインスト、後者はラサーン・パターソンのヴォーカル煌くファンキーな曲となってます(シャンテ・ムーアに同名曲がありますが、オリジナルです)。ラサーンファンは押さえるべき良曲ですよ。
Back From The 80's ザ・パスト・ビルド・ザ・フューチャー
U-Nam - Back from the 80's  U-Nam - The Past Builds the Future
ちなみにセカンド「Back From The 80's」のDisc 2には"Love's Taken Over"のBFT 80's Remix及びオリジナルまで収録されているので、ラサーンファンはこっちのほうがお得かも(リミックスが気に入れば)。CD Babyで買ったほうが更にお得かも。ちなみにこのDisc 2はiTunesでは独立してEPとして発売されてますが、"Love's Taken Over"のオリジナルはありましぇん。ま、この場合要らんでしょうけど。


(8)"Real Life" by Tim Owens

Tim Owens
先述のジェイムス・デイ曲(3)でもフィーチュアされていたTim Owensは、かつてAtlanticから91年に「I Just Wanna Love You」というアルバムをリリースしていたことで知られるシンガー。またプロデューサーとしてもK-Ci & JoJoの02年の名バラッド"This Very Moment"などを手がけたり(ティムのマイスペでデモが聴ける!)、最近ではAl McKay Allstars; Earth, Wind & Fire Experienceのヴォーカリストとして来日もしているので、彼をご存知の方も多いのでは。
この曲は未だ発売されていない彼の新作「Real Life」に収録予定(タイトルトラックだから当然か)の曲なのですが。。。どことも契約していないようなのでまだまだ発売は無さそう。アル・マッケイみたくCD Babyで売ればいいのに!是非リリースして欲しい。


(9)"Get Away" by Liv Warfield

Liv Warfield
Liv WarfieldことOlivia Warfieldは、インディで活動しているソウル・シンガー。名前も勇ましいですがゴツいルックスからは想像できない(ひやっすんませんっ笑)繊細な表現を自在に織り成す歌声が素晴らしいです。
この曲は彼女の06年のデビュー・アルバム「Embrace Me」に収録の曲。アルバムの内容に関してはEbonyEbony先生が詳しく紹介していますのでそちらを参考にされると良いかと。日本盤まだリリースされてなかったんだ…
Embrace Me
Liv Warfield - Embrace Me


(10)"Willing & Able" by Shannon Gaye

Shannon Gaye
Shannon Gayeはカナダはバンクーバーを拠点に活動しているシンガー/パーカッショニスト。
この曲は彼女が04年にリリースした「Pretty Pictures」収録曲。マドンナぽい声質のためどうしてもあまり黒っぽくはならないですが、この曲ではなかなか頑張ってます(合いの手の男性シンガーのソウルフルな声の貢献度合いもあるでしょうが)。アシッドジャズ的なサウンドと相まってUKソウル色を感じさせますね。シャノンの晴れやかなスキャットもキャッチーで良いです。
Pretty Pictures
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この記事に対するコメント

NyrとU-Namしか知らなかったです。
(Nyrの「Magical Breath」はゴスペル仲間の結婚式BGMに用いました。懐かしい思い出)
BMFNレコードはいいレーベルに目をつけてたんだなあ、としみじみ。
こうなったらMyronのリリース元であるP-Vineさんに国内盤化(レーベルごとででも!)を期待したいですね。

ラサーン、どこでも出没?とビックリです。芳しいソウルの香りを誰よりも早くかぎつけていそうな感じですね。
face | 2008/04/16 1:01 AM
まあBMFNが音源化してたのはSoul Vibeってわけではないと思いますが…U-NamはCafe de soulとかじゃなかったかな。NyrはU-Nam繋がりだったんだろうし。
James Dayの日本盤が出てこない辺りも含め、やっぱこの辺の音はレフトフィールドだなぁと。

ラサーンは「After Hours」辺りからヨーロッパ、オーストラリアとのコネクションは強いですからねー
ミュージシャンズミュージシャンという感じで人気だし、ジャズ系からのオファーもあったりで客演多いっす。
だぶ | 2008/04/17 7:56 PM
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