<< July 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -
<< Taiji All Stars FEMME FATALE Tour @ Shinsaibashi Club Quattro, 25th Mar 2007 | main | Keith Sweat & Keyshia Cole "Love You Better" >>

Desire for Soul Desirables

Expansionがやってくれましたー。
リリースの話を知ったときから気になってたのですが、いざ手にしてみたら予想以上の内容に驚き。
Expansionには「Soul Togetherness」シリーズという、マニア垂涎のレア曲・お蔵曲が必ず入ってる素晴らしい(エクスパンションらしい)コンピレーションアルバムがあるわけですが、今回ご紹介するコンピ(3月発売)はそれを超越してしまったかもしれない、desirableな曲たちが収録されております。

Soul Desirables

01. Bad Company / LUTHER VANDROSS
02. Dance / SARA DEVINE
03. When Love Came In / LATHUN feat. INDIA. ARIE
04. It's Good To Be Loved / RONEE MARTIN
05. For Goodness Sake / K. FOX
06. Cloud 9 (DJ Spinna Mix) / DONNIE
07. Can't Get Over You / BRIGETTE MCWILLIAMS
08. Tell Me / TIFFANY
09. No Matter What I'll Do / DONALD MCCOLLUM
10. Sixth Street / MICA PARIS
11. Days Like This (Black Sand Mix) / KENNY LATTIMORE
12. Sweet Misery / AMEL LARRIEUX
13. Where Did We Go Wrong (So Right Mix) / INCOGNITO
14. Dreamin' of One (Good Love) / TRINA BROUSSARD
15. For You / JACK HERRERA

ほとんどの曲が公式なリリースがない、または入手困難(プロモ盤オンリー、12インチのみ等)であるという。
エクスパンションのエクスパンションたるところ、ここに極まれリ(意味不明)。
5曲目を見てテンションが上がる人は是非ご購入いただきたい。
そう、Def SoulからデビューするはずだったあのK. Fox(現・Kaye Fox)の曲が初CD化!(もちろんNO I.D.プロデュース!)
いやいやその程度じゃ食指はそそらんよ、というツワモノの貴兄・お嬢さん方も絶対驚きなのが12曲目。
や〜僕もただの"Sweet Misery"かと思ったんですよ。そりゃ好きな曲だけど、と思ったのですが。よくよく見たらクレジットにRare remixと書いてあるじゃないですか。確かに聴いたことないぞこんなリミックス!
「Remixed Possibility」も持っているAmelファンな僕も知りませんでした(知ってたら誰か教えて)。英国に敬礼。

なーんて、まだまだびっくりの初CD化がありますよ。
それでは1曲ごとに紹介していきまっしょいー
アルバムはここで試聴できます。
"Bad Company" by Luther Vandross
アイノー
98年、ルーサーがEPICを離れて第一弾となった「I Know」の日本盤のみに収録されていた曲。ルーサーの信頼したドラマーであり、ライターでもあったIvan Hampdenとの共作曲(プロデュースはルーサー自身)。女性コーラス陣との掛け合いが気持ち良い、ルーサーらしいスムース・ダンサー。


"Dance" by Sara Devine
Sara Devine
MAW界隈のギタリストMichael Ciroがプロデュースで関与している、可愛らしいミディアム・ダンサー。パワフルなシャンテ・ムーアとも言える、可憐なようで力強い歌声が映えわたって素晴らしいです。
オフィシャルサイトをのぞけばいきなりGordon Chambersからのお褒めの言葉が載せられているくらいですから、良いシンガーなのは間違いありませんな。
そのGordon Chambersのデビューアルバム「Introducing...」にてその歌声も披露されておりました("Still In Love")。
この曲はLouie Vega絡みで話題の女性シンガー、サラ・ディヴァインの未発表曲。
教会育ちの彼女は、CMや結婚式なんかで歌いながら、Bilal、Mary Mary、Sandra St. Victorといった強者たちのバックコーラスを経験し、自身の曲を書きためレコードディールを探していくなか、Louie Vegaの目に留まり、彼のレーベルMAW Recordsと契約したよう。
しかし結局ソロアルバムは未だ陽の目を見ず、MAWからVega Recordsと姿を変えてしまった今は彼女の名前はありません。MySpaceを見ても所属はもうMAWではない模様(ダジャレじゃないよ)で、Renegade Media, Incというヒップホップ系のインディ・レーベルに移ったよう。
オフィシャルのダウンロードページでDLできる曲("Take Me Home"、"Special")も素晴らしい。前者はRaphael Saadiqの片腕、 Kelvin Wooten関与曲!!早速ファンになりました。とりあえずDLしときましょう


"When Love Came In" by Lathun feat. India. Arie
Fortunate
これが一番、普通というか、希少感がない曲でしょうか。
モータウンから2002年にリリースされた、レイサン・グレイディーのデビューアルバム「Fortunate」収録曲。
元々はプロデューサー寄りで活動していた人で、ImmatureやFreddie Jacksonの曲を手がけたり、So So Def Base All Starsに関わったり。Willie Maxのアルバムにはほとんどの曲で参加してますね(それがRaphael Saadiqとのつながりなんかな)。
ネオソウルな人かと思ったら、MySpaceをのぞいてみると今はバリバリの現行R&Bな感じですね。キャリアからすると意外でもありませんが…。


"It's Good To Be Loved" by Ronee Martin
Ronee Martin
1997年にMoJazzから発売予定だったもののお蔵入りした「Soul of My Heart」収録曲(アマゾンでは一応マーケットプレイスで購入可能になってますね)。
クレジットはないものの、アルバムにはKenneth & Keith Crouch兄弟とDerric Edmondsonが関わってたという情報があるところから推測するに、このうちの誰かかな。ラサーン風でもある。ああ、このアルバムにラサーンは関わってるんだろうか。気になるー。
ロニー・マーティンはキャリアの長い人で、87年に「Sensation」で一度デビューしています(廃盤ではありますが、日本盤も出てます)。その後Patti LaBelleのバックコーラス等を務めたり、Gladys Knightの"This Is Love"(「Good Woman」収録)を共作したりと活動を続け、MoJazzと契約。
アルバムは結局お蔵ですが、MoJazz時代には94年の「MoJazz Christmas」、96年の「MoJazz Christmas 2」にもそれぞれ参加("Silent Night"、"Santa Baby")してお披露目されていました。
さて現在の彼女はというと、2005年にインディから新作「Come On Through My Door」を。CD Babyで購入可能です。
Come On Through My Door
Frank McCombも参加("Round and Round")。やはりMoJazz時代からのつながりだそうで。
彼女のMySpaceでも聴けますが、ひじょーーーーーに良さそうですね。テンプス"My Girl"のリメイクあり、ジャジーな曲あり、成熟したレイディ・ソウルという感じ。今度オーダーしてみよう。


"For Goodness Sake" by K. Fox
Kaye Fox
前述のとおり、DefSoulからデビュー予定だった女性シンガー。
プロデュースはシカゴの顔、そして蟹江の師匠格にあたるDion Wilson aka No I.D.。哀感漂うストリングスに、表現力のあるヴォーカルが絡むところなんかちょっとLupe Fiasco & Jill Scottの"Daydream"を思い出したり。
2003年にプロモで"Life (L.A. To Chicago)"と"Closer"をリリースし、メアリーJやフェイス・エヴァンスを想起させる歌声でも注目を浴びた彼女ですが、デフソウルが潰れるのと共にデビューアルバムは立ち消えに。そういやLupe Fiascoも参加してたとかしてないとか。
デフソウル時代にはサントラ「Johnson Family Vacation」でもお披露目されていました。"Haven't You Heard"、そしてMusiqと共に参加したGhostfaceの"Love"(フェイスのアルバムにも収録)と、素晴らしい歌声が聴けたものです。
現在はKaye Foxという、若干検索性の向上をはかった(?)名前に改名し活動中。No I.D.のレーベルBeat Machineに所属し、アルバムリリースを計画しているようです。
アルバムにはNo I.D.、Kay Gee、Manual Seal、Dre & VidalそしてHolland-Dozier-Holland(!)が参加ということで非常に期待が高まります。わっくわっく。
マイスペで曲が聴けますが、新曲だかお蔵してた曲だか知りませんが"You Can't Stop"とかもたまりませんな!


"Cloud 9 (DJ Spinna Mix)" by Donnie 
The Daily News
新作「The Daily News」(上記画像)も期待大なアトランタのソウルシンガー、ドニー・ジョンソンのシングルのみに収録されていたリミックス。CDでは初収録、かな?
スティーヴィを意識しまくったオリジナルとは打って変わって、スピナらしいスペイシーなトラックに変わってます。何気にこれ、Angela Johnsonも関わってるんですね。オリジナルはファーストアルバム「The Colored Section」収録。
ちなみに「The Daily News」国内盤は"If I Were You (Radio Version)"と、未発表リミックスとなる"Do You Know (Scotsman Remix)"がボーナス予定。Steve Harvey自らリミックスですか。これまたいずれこのコンピの次回作にでも収録されそうですね(笑)。


"Can't Get Over You" by Brigette McWilliams
トゥー・マッチ・ウーマン
ブリジット・マクウィリアムスの「Too Much Woman」日本盤のみに収録されていた曲。
もちろんSteve Harveyプロデュースですが、共作しているのはSandra St. Victor!この名前でお分かりの通りファンキーな曲です。
彼女については一度書いてますので詳しくはそちらを。


"Tell Me" by Tiffany
Stave Harveyプロデュースで、このコンピへのエクスクルーシヴ・トラック!ということしかよく分かりません。どっかで見たような気もする名前なのですが…いかんせんティファニーなる名前じゃあ調べにくいったらありゃしないわけで。
リラックスした歌声がきらきら輝くスムース・ダンサーです。


"No Matter What I'll Do" by Donald McCollum
Donald McCollum
シカゴ出身で、アメリカ空軍に入りドイツに駐屯→除隊後にベルギーに移住しコーラスグループに参加→ソロになり英国Domeからアルバムリリース、と一風変わった経歴を持つドナルド・マッコラム。
そのDomeから2006年に「U Don't Want My Love」でデビュー(国内盤は2005年に先行リリース)。
この曲は新作「Nu Soul Power」収録予定曲のようです(いつ発売のものか謎ですが、アートワークも決まってるようだし今年中?)。MySpaceで聴けます。エレピとクラップに美しいコーラスがのる、とにかく気持ちよいミディアム・ダンサー。UKソウル!て感じで素敵ですね。Beatportという音楽配信サイトでも購入可能のようです。


"Sixth Street" by Mica Paris
ブラック・エンジェル
ミーシャ・パリスが移籍して第一弾で発表した「Black Angel」の日本盤のみに収録されていた曲(後に再発されたUK盤にも収録されている模様)。


"Days Like This (Black Sand Mix)" by Kenny Lattimore
Days Like This Remixes
From The Soul of Man」収録曲のリミックス。シングルにしか収録されていません。
スロウジャム風に変わってます。


"Sweet Misery" by Amel Larrieux
Sweet Misery
前述のとおり、曲名からすると普通のSweet Miseryですが、まったく違うヴァージョン。
オリジナルはアメル・ラリューの「Infinite Possibilities」収録曲ですが、シングル化の際に登場したHit District RemixやRush/Stretch Remixとも違います。
エレクトリック・ピアノが揺らめき、太いベースが蠢く、オリジナルよりもジャジーな仕上がり。どちらかというとこのスペイシーな感じは最近の作風に近いですね。ファンにはこれだけでも買いの価値があるかも、このコンピ。
最近といえば、アメルの新作「Lovely Standards」は5月に発売予定。「Morning」のライナーノーツで次回作はジャズ盤になるかも、と触れられていましたが、ジャズというよりはアメリカン・スタンダード集というくくりになるよう。
Lovely Standards
新作はまた取り上げます。
過去のアメル・ラリュー記事
Amel Larrieux 2006来日決定!!& 「Morning」国内盤リリース記念
Amel Larrieuxまとめ Part 2 - Discography
Amel Larrieux live at Cotton Club, 14th Oct. 1st Show


"Where Did We Go Wrong (So Right Mix)" by Incognito
100° and Rising
95年のインコグニート4作目「100° and Rising」収録曲がオリジナルで、これはシングルのみのリミックス。
オリジナルはストリングスが華やかに添えられた70'sソウル風の美しいミディアム・バラッドなのですが、リミックスはピアノ主体のややBPMを速めたアップに。オリジナルのほうがいいな〜。この軽やかなアレンジだと、後半のPamela Anderson(Carleen Andersonは従姉妹)の熱唱がちょっと浮いてしまうような。
やっぱりオリジナルでしょう!ということでこちら


"Dreamin' of One (Good Love)" by Trina Broussard
セイム・ガール
こちらもレイサンと同じく、トリーナ・ブラッサードのアルバム「Same Girl」収録曲ということで希少感なし。
ここで彼女については述べたことがあるのですが、どうせならお蔵になった「Inside My Love」収録曲とかがいいのになぁ。


"For You" by Jack Herrera
Jack Herrera
初耳だったこの名前、実は人物ではなくユニット名。
これはBoogottiことJon Bと、彼のバックコーラスをしているSilky Deluxe、DominiQuinnとの3人で組んだ実験的なプロジェクトだった模様。
98年にスタートした(らしい)このプロジェクトは生演奏を主体にしており、ネオソウル・ムーヴメントに同調したものだったみたい。Black Thoughtも参加していました。
2000年にYabYumから「Retro Futuristo」というアルバムをリリースする予定だったもののお蔵入り。
公式にリリースされているものは、アッシャー主演の映画「Light It Up」のサントラに"Free To Believe"が、コンピ「Red Star Sounds, Vol. 1: Soul Searching」に"High Off You"がそれぞれ収録されています。
今作はホーンが柔らかく奥で奏でられながらエレピがきらめく、ネオソウル曲。コーラスの感じとか、D'Angeloを思い出します。Jon Bと思しきヴォーカルのハスキーな歌声がまたセクシー。もちろん初CD化です!ぱちぱち。
最近のジョンBはというと、扱いの悪いSanturyを離れたあとArsenal Recordsと契約し、去年はクリスマスアルバムをリリース、そして今年に新作「Back to Love」をリリース予定。MySpaceで新曲も聴けます。Angie Stoneにも曲を書いてるだの何だの。
ちなみにArsenal RecordsはAdina Howardも契約したそうで、一緒にツアーをする計画もあるとか。新作「Private Show」は2005年4月発売から延期に延期を重ねており、先月出る予定だったのですが…お蔵しそうですね。大丈夫か、ジョンBよ?
Private Show



どうでしょう?何と素晴らしいコンピレーションでしょう。
勿論、良曲多し!聴きどころ盛りだくさんです。
そして初めて聴くことができる曲も多いのではないでしょうか。
しかしこの選曲を眺めていくと、日本という国のボーナストラック文化というのは凄いですね。英国のマニアたちに羨ましがられそうだ。
リビュー | permalink | comments(2) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

- | permalink | - | -

この記事に対するコメント

こんばんは、だぶさん。いや〜これは実に私好みの記事ですね(笑)この盤全然知りませんでしたよ。Brigetteの2ndのボーナスってSandra St. Victorとの共作!!だったんですね。この2ndは愛聴盤ですが、日本盤のボーナスはまあいいだろうと無視してました。彼女の書く曲は殿下のSoul Sanctuaryと言い、とても良いのでこれは聴かねば!(笑)
 Sara Devineの言及も嬉しいかぎり。彼女ちょこちょこチェックしてるんですよね。NYのRay ChewってAlicia Keysとかの盤に参加してる鍵盤弾きさんがいるんですが、彼のアルバムや(これSandraも参加しているんですが、彼女がリード取るSmokeって曲凄くかっこいいですよ)Braxton Brothersとかでも唄ってます。あとインディでBethany Divineという女性がアルバム出しているんですけど(これも良いです)これにも参加。多分Saraとは姉妹だと思います。
 アメールの未発表曲といい、ミーシャのSixStreetが収録されていることと言い、これはほんと粋な盤ですね。流石Expantion。私もこれ買いそうです(笑)長くなってしまいました。すみません。。
EbonyEbony | 2007/04/11 9:53 PM
さすがですね〜Sara Devineは知りませんでした。Ray Chewなんかも。Braxton Brothersなんかにも参加してたんですね。
うーむ、お姉さん?もチェックしてみます!
ともあれめっちゃ良い盤ですよー。収録曲の希少性に関わらず、良い曲ばっか収録されています。エクスパンションのコンピですからね〜ぜひぜひ。
だぶ | 2007/04/12 3:42 AM
コメントする









この記事のトラックバックURL
http://2045radicalman.jugem.cc/trackback/333
この記事に対するトラックバック
THE TITLE OF THIS BLOG
Search (in this blog)

About The Author
ライク・ア・ロケット
スイスのR&BスターSEVENの『ライク・ア・ロケット』(PCD-93239)でライナーノーツを担当しました。詳しくはこちらを。
Seven - Like A Rocket

ソランジュ&ザ・ハドリー・ストリート・ドリームス
SOLANGEの『Sol-Angel & The Hadly St. Dreams ソランジュ&ザ・ハドリー・ストリート・ドリームス』(UICF-1107)でライナーノーツを担当しました。ボーナストラック付きです。
Solange - Sol-Angel & The Hadley St. Dreams

サニー・ワン・デイ
ニューヨークのジャジー・ソウル・デュオ、ALBRIGHTの『サニー・ワン・デイ』(PCD-93145)でライナーノーツを担当しました。詳しくはこちらを。
Albright - Sunny One Day

ホーム
スイスのR&BスターSEVENの『ホーム』(PCD-93036)でライナーノーツを担当しました。詳しくはこちらを。
Seven - Home



Tag Search